東洋医学上、陰と陽、裏と表と目に見える世界と見えない世界は一対であると表現される。

天と地という無限のものと有限であるものを区別し、あの世とこの世のつながりを感じさせるものである。

しかし、わたしたちはあの世とこの世のことを区別して考えるには理屈が少なすぎる。

というわけで、現代まで続いた五行論がある。

古来の人たちは、体のことを小宇宙、と称しているように五行論である、木・火・土・金・水という五行に分け、天と地と人との関連性を理屈をつけて説明します。

先に書いたように天・地・人という三位一体として目に見えないものと、目に見えるもの、そしてそれをつなぐ人、という意味で漢字の「王」という文字が作られていると言います。

王というのは、天皇陛下やエリザベス女王などといった統括する人、という意味ではなく、天地人をつなぐ人。という意味であり、誰でも王になれる可能性があるのです。

まず、五行論はさておきます。

わたしたちの世界には、空があり、地上があります。

天の働きとは、形も姿もなく永遠な物。空間も時間も超越した存在で無限のエネルギーを与え続ける存在。　エネルギーである気だけを与える働き。

地の働きとは、すべての生命が変化する、形あるもの。　形があるもの。

です。

それを天と地で表すことができ、ここに人が加わることで天地人と三位一体になりますね。

その人に神から与えられたものが、五行論です。

天の気→風・熱・湿・燥・寒という五感
地の気→木・火・土・金・水という五行

そこに、各それぞれ私たちの肉体に存在する五臓六腑とつながり、見えない働きを内臓が受け持ち、わたしたちの体を働かせています。

地上での神の働きを具体的に示したのが五行論。

陰陽論だけでいえば、陰と陽は完全に裏と表の関係である。

だから神様の役割が分離されているだけで、わたしたちの体はまさしく陰性である物理的な存在であり、陽である天に抱かれた存在である。

つまり、わたしたちの体の中にも神様がいて、裏と表でしっかり働いている、ということ。

愛はあなたの内側に生まれる。
しかし、外側から獲得することはできない。
愛は内なる開花だ。
それは、内側で眠っているエネルギーから生まれ出る。愛はあなたの内側に生まれる。しかし、外側から獲得することはできない。愛は内なる開花だ。それは、内側で眠っているエネルギーから生まれ出る。

愛を自分自身の内側に探しなさい。

愛はもっとも重要な宝だ。

それによって個人が誕生する。

人は愛によって誕生する。

それは生得権であり、一人一人の富だ。

それは内側に存在する。

それは誕生のときに授かる仲間であり、生涯にわたって連れ添う仲間だ。　

ＯＳＨＯ

わたしたちの肉体に存在する、わたしたちの内側の神様は自分自身が見つけようとしなければ見つけられない。

自分を愛するために自分の体の声を聴くこと。

自分の体を愛し、自分を知って自分を許し、自分を全てありのまま受け止める。

自分自身への愛は内在神とつながる

わたしたちの心の中にいる神様とつながることができ、内在神が育ちます。

また、外の神様とのつながりも深くなり、天と地と人と、わたし自身をつなげ、誰のものでもない、自分の世界の王となれる。と、説いています。

わたしはわたしのままでいい。
あなたはあなたのままでいい。

自分はひとりじゃない。外側にいる神様と内在神とは一対である。

それが、日本古来の《お天道様は見ている》

そういうことを、東洋医学の世界では肉体を通じて説いています。

ヨガの世界も、インド哲学では同じことを説いています。

via リリバリＹＯＧＡ
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